訪日外国人を通じて日本の良さを再認識

私たちの知らない日本

2016年には2350万人もの外国人が日本を訪れました。政府は2020年に訪日外国人客数4000万人という目標を掲げているのは皆さんご存知でしょうが、2000万人とか4000万人とか何となくすごい数であることは分かりますけれど、一体どのくらいのインパクトがあるのでしょう。

温泉と猿001_SLP

計算の仕方はいろいろとありますが、年間で2000万人の外国人の方が日本を訪れたとすると、東京都内では7人のうち1人は外国人がいるという計算になるそうです。

 

私たちが日常で見たり聞いたりしている事でも外国人の方達にとってはとても新鮮なものであったりします。逆に私たちでも知らない事を海外の方は良く知っていらっしゃったりする場合もあります。

 

国内観光ではあまり知られていない場所であっても、特定の国の方やコミュニティの方達にとっては聖地と呼ばれ崇められている場所も少なくないでしょう。

消費行動の心理プロセスを理解する

AIDMAモデル_SLP

「アイドマ」という言葉を聞いたことはありますか?1920年代に、アメリカのサミュエル・ローランド・ホール氏が提唱した消費行動の心理プロセスで、

Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ってAIDMAの法則と言われています。

AISASモデル_SLP

その後、消費行動の中にインターネットが重要な地位を占めるようになり、日本の大手広告代理店が、AIDMAの発展形として「アイサス」を提唱しました。これも、

Attention(認知・注意)→ Interest(興味・関心)→ Search(検索)→ Action(行動)→ Shere(共有)の頭文字を取ってAISASの法則と呼ばれています。

SNSや口コミの情報で新たな日本を発見する

訪日外国人と回転すし_SLP

話を戻すと、訪日外国人の方達はネットで得た情報を元に自分の興味関心のある場所やイベント、商品を探し、日本を訪れている傾向がとても高いという事です。「食」に関しても同様で、一昔前であれば「寿司が食べたい、ラーメンが食べたい」と言う事位しか聞きませんでしたが最近では「〇〇寿司のトロが食べたい、ラーメンだったら△△のとんこつよりも☆☆のとんこつんのほうが好き」と、より具体的な会話を普通にしているくらいです。

 

彼らの目線で感じた事や生活習慣から得られた味覚経験は、私たちがどれだげ努力しても得ることは出来ません。然しながら、彼らが新たに気付かせてくれる日本の良さに関しては共有できるものです。

訪日外国人と小田原城_SLP

コミュニケーションとは言葉だけではありません。一方で、彼らが注目している場所やモノは偶然発見されたものでもありません。そこにはちゃんとした仕掛けがあり、知るきっかけを作るからこそ、彼らの目に留まるのです。

 

冒頭に7人に1人という話をしました。7人の顧客候補がいたとして、その内の1人を対象から外した瞬間にあなたの商売は85%しか達成しないのです。それでも見て見ぬふりをし続けますか?